努力と才能、そして対峙する運命

自分で努力してると思っているうちは本当の努力ではない。
自分で惜しげもなく見せびらかしている才能は虚実の才能である。
努力を当然の如く日常にて消費してしまうのは、半ばの努力である。
自然にこなすが、日常に流してはいないものが、真の努力。
人を傲慢に為す才能で在れども、謙虚に利用するのが真の才能。
才能は裏メロ。メロディーは気力と体力、努力はベースラインであるであろう。

　部室で寝てしまって、起きて家帰ってご飯食べてまたすぐ寝てしまった為、今寝れないです。はぁ～。
やらかしてしまったかもしれません。左手に痛みが走ります。関節のところに違和感を感じます。何も握れないし、手に力も入りません。（この文を右手だけで打てるとは思いませんでしたが）寝たら、回復することを祈ります。
　振り返ってみます、はたして手を半ば壊してしまうほど、練習し成果は出たでしょうか？いや、そんなことないですね。努力が結果を見せるほど、実っていない気がします。だって、努力していると思ってしまっているから。
集中してしまうと、腹へっても、眠くても、足が痛くても関係ない気分になれるのはいいですが、自分の異常に気付けなくなるのは言語道断ですね。不甲斐ない。
　気が付けば、先輩方が引退されてもう4ヶ月以上経ちます。僕は去年のちょりん先輩のようにかっこよくて、頼りがいのある先輩になれたでしょうか？そんなことないですね。
基礎を詰めて詰めて詰めまくりました。でも、相変わらず手首の返しはものにならず、弓捌きはのろいし、指ものろいし、おまけにAWAYDAYで強くなったはずにピチカートもすべる。
取り得ないのではないかと、思えてくるのです。
なんでしょう？不都合な真実から逃げて合理的で筋の通った虚実に吸い寄せられそうです。
成果が出ないのは、努力が足りないから。努力しても出来ないことなんて、生物学の範疇を凌駕しなければないと思います。
音楽に一つでも負の因子があれば、大幅に質が下がるでしょう。いまその負因子になっている気がします。
解決しなければなりません。
椛先輩が最後にくれた手紙を見たとき、去年の自分の決意を再び観ることになりました。決意したからには、成し遂げるしか道はないでしょう。

一つが為り、全てが為る、一つでも為らざれば、全て為らざる。なら、道は一つ。一つが為るようにすべき，たとえ、身が滅びとも。